ここでの、天体写真撮影のコンセプトは短時間露出です。天体専用の冷却CCDカメラで十分な露出をかけている諸兄の作品に、一眼デジカメの短時間でどこまで迫れるか。そのためには機材は少し奢らせてもらっています。かといって車での移動が前提ですから、とびぬけ大口径といったものではありません。むしろ今日的には小口径の15cmでの作品をH/Pに掲載していきます。
お金にはほんの少しばかり自由があるが、時間の自由が乏しい方の、参考になればと思います。
それでは、月のない、仕事のない土日で、私のように普段の行いに自信がなく、いつも晴れを期待できない者にはつらいものがあります。したがって、たまに出かけた時は数少ないチャンスです。晴れ間を有効に使い一コマでも多く撮りたい。
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KY博士がよく行く富士山
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KY博士の家には煙突があります
しかし、誰にでも簡単に天体写真が撮れるようになった訳ではありません。ますます、難しくなったと言ってもいいでしょう。 難しくなった原因の一つに露出時間の増大があります。一つの対象を撮るのに4時間超えの露出をされる方も珍しくありません。 また、望遠鏡の口径もどんどん大きくなっています。
そうしないと、いい天体写真は撮れないのでしょうか?
KY生活は、60年近くになります。 また秋葉原通いは40年になり、元祖アキバ系です。
フィルムに代わる冷却CCDという新しいデバイスの登場で、かつてのウイルソン山天文台の天体写真をアマチュアが超えることも珍しくありません。